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2021/01/24(日) 18:47
ダウ平均は179.03ドル安の30996.98ドル、ナスダックは12.15ポイント高の13543.06ポイントで取引を終了した。
IBMやインテルの四半期決算が嫌気されたほか、バイデン政権が提示した約2兆ドル規模の追加経済対策を巡り共和党の反対意見が強まり期待が後退したため寄り付き後、下落した。ワクチン普及の遅れや次期財務長官に指名されているイエレン氏がバイデン政権の増税の方針を再確認したことも売り材料となり終日軟調推移となった。一方、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新し終了。
■ 米国も下落要因が大規模追加経済対策への期待が後退。
決算の悪化がと何とも言えない理由で下落。ナスダックは上昇高値更新。SOX指数も小幅安。上院は50対50で拮抗しているので簡単には法案が通りにくいのはわかっているはずである。悪いことに反応し始めるのか見ていく週なのかもしれない。
IMM通貨先物1月19日主要国通貨 円の買い越し減少
円 50014枚の買い越し 506枚の買い越し減
ユーロ 163466枚の買い越し 7576枚の買い越し増
ポンド 13705枚の買い越し 763枚の買い越し増
■先週はイエレン氏の米財務長官の指名公聴会があり通例財務長官は「ドル高が国益につながる。」と述べるものであるがイエレンさんは「企業の競争力を引き上げるためのドル安は求めていない」と述べていたこともあり大きな変動なく推移した。ドルインデックスは90台である。
今週も103円台を推移しそうである。
■先週の日経も高値圏ボックス内での推移となってしまった。週末のイブニングも下落場面はあるもののやはり引け値ベースまで戻る展開である。米国リンク度も薄く難儀の展開。テクニカル的には調整もあると思いますがなにせ悪いことには何も反応しない相場が続いている。
今週も買戻しがある程度進めば株式は成長株中心であろう。見ていきます。1月前半は年金の売りに対して外人個人の買いとなった。
今週もよろしくお願いします。